山本冬彦推薦作家展27

開催期間
会期:2026年5月18日(月)~23日(土)
営業時間:12:00~18:30 最終日17:00迄
会場:銀座中央ギャラリー第1
参加作家
宍倉龍太

ステートメント
東京を拠点に、歴史的遺物と現代の感性を交錯させるコンテンポラリー・アーカイヴ作家。彼の創作の原点は、愛犬ジェームスとの散歩中に甲冑の断片と出会いである。
伝統的な甲冑師の元で古来の修復技術を修めた宍倉は、素材に対する深い敬意を保持しつつ、既存の枠組みを解体する。特筆すべきは、伝統工芸の象徴である「漆」を単なる塗料や保護膜としてではなく、固有の質感と多層的な概念を内包する「画材」として再定義している点だ。
漆が持つ深淵な光沢と堅牢さをコンテンポラリーアートの文脈へとハックすることで、作品は「工芸」という工学的・装飾的制約を軽やかに越境し、純粋な芸術的表象へと変容を遂げる。100年以上の刻を越えた素材と、現代的な批評性が融合したその空間は、鑑賞者に歴史の連続性とアイデンティティの再構築を厳かに問いかける。伝統の粋を極めながらも、常に未来を射抜くその姿勢は、国際的なアートシーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。
略歴
2026年Independent Tokyo2026 /BY tagboat/IN 浜松町
2026年山本冬彦推薦作家展27 /AT 銀座中央ギャラリー/IN 銀座
2026年山本冬彦が選ぶ若手作家 小品展 /AT ギャラリー枝香庵 /IN 銀座
2025年Bund66 GALLERY PRODUCED SOLO EXHIBITIONウルシ展2/AT Bund66 /IN 築地
2025年STAGE コレクター山本冬彦 推薦作家展/AT The Artcomplex Center /IN 新宿
2025年AFTER ILLUSION/AT GALERIA AZUR/IN NEWYORK
2025年FRIEZE NEW YORK ART WEEK PERSEUS GALLERY EXHIBITION/AT THE WORLD TRADE CENTER/IN NEWYORK
2023年レザーデザインコンテスト2023/甲冑の部品を使ったバッグが佳作に選出
2023年第36回日本自然画展 AT 上野の森美術館/上野
2023年NICHE GALLERY PRODUCED SOLO EXHIBITIONシシ展/AT Lab.Tomiya/IN 銀座
2022年鎧カフェ(ミュージアムカフェ)/プロデュース/蕨
2022年International Photography Awards 2022/ポートレイトがOfficial Selectionに選出
2022年第57回 現展 AT 国立国際美術館/六本木
2015年シン・ゴジラ/美術スタッフ/東宝株式会社
加納美智子

霧筆畏無

古桜かのこ

たてまつあつし

1998年 京都高等工芸学校(京都芸術高等学校)卒業
2004年 京都市立芸術大学美術学部工芸科染織専攻卒業
2006年 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修了
個展
2009年 ギャラリー恵風、京都
2023年 ギャラリーQ、東京
2024年 ギャラリーQ、東京
2025年 ギャルリー東京ユマニテ、東京
2026年 ギャラリー白川、京都
グループ展
2003年〜 日展(計19回出品)
2004年〜2012年 京展(計9回出品)
2024年「二人展 - 新しい風」ギャラリー白川、京都
アートフェア
2025年 「Affordable Art Fair Hong Kong」香港('26)
「Seattle Art Fair」シアトル
「Affordable Art Fair NYC」ニューヨーク
「Affordable Art Fair Battersea」ロンドン
受賞歴
2004年「京展」京展賞
2009年「京都工芸美術作家協会展」京都府知事賞
2011年「日本新工芸展」上野の森美術館賞
2019年「日展」特選
ステートメント
子供が初めてアートに触れるときのような、純粋な気持ちで「色・形・構図」を楽しむこと。それが私の制作の原点です。白く無垢な生地に、染色ペンと蝋(ろう)染めを織り交ぜて染める。私にとってそれは、一曲の「POPソング」を紡ぐような時間です。難解な理論や技術の誇示ではなく、複雑なものを「やさしく」、日常の断片を「おもしろく」表現することを大切にしています。
日常のフィルターを通して生まれる、気取らない、けれど心躍るリズム。そこには、思わず笑みがこぼれるようなユーモアも欠かせません。生地の上で即興的に引かれた線、響き合う色彩、そして遊び心あふれる構成。音楽を聴いて身体を揺らすように、自由なイメージを膨らませて鑑賞していただけたら幸いです。
私が楽しく染め上げた世界が、皆さんの日常に心地よいメロディーとなって届くことを願っています。
tomo MI

野原一人

