笠原美和日本画展

四季の移ろいの中で出会う植物や生き物には、その瞬間にしか見られない美しさがあります。
そんな出会いの中で感じる驚きや喜びが、いつも私の創作の原動力になっています。
今回の作品には、小さなものたちが持つひそやかな美しさへの感動を込めました。
静かに、けれど確かに存在する生命の輝きを、日本画の表現を通して描き出したいと思っています。
制作では、岩絵具や水干絵具、墨、胡粉、金属箔・泥、膠、和紙など、古くから使われてきた日本画の素材を用いています。
それぞれの素材がもつ自然の色や質感を活かしながら、その魅力をできるだけ引き出せるよう心がけています。
この展覧会が、日々の中でつい見過ごしてしまう小さな命の輝きを思い出すきっかけとなり、作品を通して皆さまと心がふれあう時間になりましたら嬉しく思います。
開催期間
2025年11月24日(月)~11月29日(土)
営業時間:12:00~18:30 最終日17:00まで
会場:銀座中央ギャラリー第1
プロフィール
東京都出身
一般社団法人日本美術家連盟会員
東京日本画教室 講師
1996 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
選歴
2015 ハマ展 東美賞 受賞
2016 ハマ展 横浜市議会長賞 受賞
2018・2019 美の起原展入選
グループ展
2012〜2016 地球堂ギャラリー 「七夕祭り展」
2016〜 ギャラリーミロ 「百葉展」
2017〜 銀座画廊美の起原 「愛逢展」
個展
2022 Art beansギャラリー
